「呼吸と自律神経系の関係を紐解く」ウェビナー
現行内容での最後の開催になります。 どなたでも参加可。 ※座学内容がベースとなります。 ※申込者は、ライブ参加ができなくても動画共有後から1ヶ月間アーカイブ動画の視聴可能。
サービス内容
近年、治療業界やボディーワーク業界で自律神経系に関する知見が増えてきており、自律神経系を考慮した治療や施術、エクササイズに興味関心を抱かれているセラピストも多いと思います。 本セミナーでは、自律神経系の特に迷走神経系にフォーカスを当て、解剖学や生理学を学んだ上で、迷走神経と関係が深い呼吸との関係性をみていきます。 人は、1日約20,000回前後呼吸を行っており、その度に自律神経系が刺激されたり、横隔膜の動きによって内臓系が押し下げられる力が働く事で、内臓系が周囲の組織と癒着する事なく、可動、機能する事ができます。 現代のストレス社会で、自律神経系に異常を来たし、慢性疲労や倦怠感、不眠、頭痛、耳鳴り、めまい等で悩まれている患者やクライアントは多数おり、そのような症状を抱えている方は往々にして呼吸器系に制限をきたしています。 COPD等の呼吸器疾患や内科系疾患においても自律神経系の機能が大きく関係していると言われており、両者は切っても切れない関係となっています。 また、近年無知な大人達によって安易に発達障害のレッテルを貼られている子供達が沢山います。 様々な要因が絡んでいるため、断言はできませんが、発達障害と言われる子どもたちの中には原子反射の動きが統合されていなかったり、迷走神経系の機能不全により、脳神経系の機能に異常を来しているケースも報告されています。 そのような子どもには呼吸・自律神経系の機能を改善をしてあげる事で、社会との関わりが大きく変わる子が沢山いるという報告も近年エビデンスとして出てきています。 自律神経障害に悩む方や、呼吸器疾患・循環器疾患、発達障害の子ども等への介入の土台として、そして何より人が健康健全に生きていくためには欠かせない呼吸と自律神経系の関係を、職種に関係なく多くの方に身体のプロとして正しい理論に基づいた上で学んで頂きたい内容です。 ●セミナー概要 ・自律神経系について - ポリヴェーガル理論について - 自律神経の3つの経路 - 迷走神経系について - 呼吸と自律神経の関係 ・呼吸と自律神経の関係 - 脳幹と迷走神経の関係 - 迷走神経と気管支の収縮・拡張の関係 - 横隔膜の支配神経 - 身体と脳の非対称性 - 呼吸運動と自律神経の関係 - 感覚機能について ・呼吸に関わる5つの水平面 - 小脳テント - 口腔(舌・軟口蓋) - 胸郭入口・出口 - 横隔膜 - 骨盤底 ・5つの水平面の解剖学的関係 - 小脳テントと脳幹・脊髄の繋がり - 小脳テント・硬膜・後頭下筋群の繋がり - 副鼻腔の構造 - 舌と口蓋垂・軟口蓋の繋がり - 舌と顎二腹筋・胸骨舌骨筋・胸骨甲状筋・縦隔の繋がり - 顎二腹筋・茎突舌骨筋、胸骨舌骨筋と総頚動脈・迷走神経の繋がり - 甲状腺と喉頭・咽頭周囲の筋膜 - 胸郭入口・出口の解剖生理学 - 斜角筋・前鋸筋・鎖骨下筋・胸鎖乳突筋・舌骨下筋・僧帽筋と胸郭・入口の構造的関係 - 斜角筋・腕神経叢と胸膜の繋がり - 斜角筋と横隔神経の繋がり - 横隔膜の解剖・生理学 - 横隔膜と大腰筋・腰方形筋、腎臓の繋がり - 腎臓と呼吸の関係 - 横隔膜と心臓・肝臓の繋がり(発生学的観点から) - 心膜・胸膜と胸郭構造の関係 - 腸骨稜(腹腔内の組織との関係、胸腰筋膜と自律神経の関係) - 骨盤底筋群の解剖学 - 肛門挙筋と内閉鎖筋の関係 - 骨盤底筋群と腹腔内、横隔膜の繋がり
今後の予定
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