「呼吸と自律神経系の関係を紐解く」ウェビナー(Zoom開催)
10/30(金)までの早割価格。以後は正規料金(16,000円)でのご案内となります。 ※座学内容が中心。 ※申込者は、ライブ参加ができなくても動画共有後から1ヶ月間アーカイブ動画の視聴可能。
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サービス内容
近年、治療業界やボディーワーク業界で自律神経系に関する知見が増えてきており、自律神経系を考慮した治療や施術、エクササイズに興味関心を抱かれているセラピストも多いと思います。 一方で、ポリヴェーガル理論をはじめとする自律神経のモデルは、臨床で使いやすい反面、研究の進展とともに見直しや批判も出てきています。身体のプロとして患者やクライアントに説明する以上、「どこまでがエビデンスで、どこからが臨床仮説なのか」を区別して理解しておく事が欠かせません。 本セミナーでは、自律神経系の中でも特に迷走神経系にフォーカスを当てます。解剖学・生理学、オステオパシーの視点、そして最新のエビデンスをもとに、迷走神経と関係が深い呼吸との関係性を2日間かけて紐解いていきます。 人は1日約20,000回前後呼吸を行っています。その度に自律神経系が刺激されたり、横隔膜の動きによって内臓系が押し下げられる力が働く事で、内臓系が周囲の組織と癒着する事なく、可動、機能する事ができます。また、横隔膜をはじめとする隔膜の動きは、静脈やリンパを心臓へ戻すポンプとしての役割も担っています。 近年の研究では、ゆっくりとした呼吸が迷走神経の働きを示す心拍変動(HRV)を高める事が、200以上の研究を統合したメタ分析で示されています。さらに、呼吸のリズムをつくる脳幹の中枢が覚醒に関わる領域と直接つながっている事や、鼻呼吸が情動や記憶に関わる脳のリズムと同期する事も報告されています。呼吸が「意識的に操作できる唯一の自律機能」である事を裏付ける知見が、次々と出てきています。 現代のストレス社会で、自律神経系に異常を来たし、慢性疲労や倦怠感、不眠、頭痛、耳鳴り、めまい等で悩まれている患者やクライアントは多数います。そのような症状を抱えている方の中には、呼吸のパターンに乱れを抱えている方が少なくありません。COPD等の呼吸器疾患や内科系疾患においても自律神経系の機能が大きく関係していると言われており、両者は切っても切れない関係となっています。 また、発達障害と言われる子どもたちの中には聴覚過敏を抱える子が多くいます。中耳の筋肉と迷走神経系の関係に着目した介入で、聴覚過敏や社会的な関わりが改善したという研究も報告されています。まだ研究規模は小さいものの、呼吸・自律神経系の視点は子どもへの関わり方にも新たな可能性を与えてくれます。 本セミナーでは、各内容の根拠の強さを「系統的レビュー・RCT」「実験・観察・解剖研究」「臨床仮説」の3段階で明示しながら進めます。さらに、呼吸数・呼吸パターン・HRVを用いた評価方法、5つの隔膜(小脳テント・舌・胸郭入口・横隔膜・骨盤底)への評価とアプローチ、患者指導にそのまま使えるセルフエクササイズまで、明日からの臨床に直結する内容をお伝えします。 自律神経障害に悩む方や、呼吸器疾患・循環器疾患、発達障害の子ども等への介入の土台として、そして何より人が健康健全に生きていくためには欠かせない呼吸と自律神経系の関係を、職種に関係なく多くの方に身体のプロとして正しい理論に基づいた上で学んで頂きたい内容です。 ●開催形式 ・オンライン配信(2日間) ●セミナー概要 【Day1:理論と評価】 ・自律神経モデルをアップデートする ポリヴェーガル理論と自律神経の3つの経路 迷走神経の2つの起始核(迷走神経背側運動核・疑核) 感覚センサーとしての迷走神経 ポリヴェーガル理論への批判と臨床での活かし方 神経内臓統合モデルと内受容(インテロセプション) 耐性の窓と介入の選び方 ・呼吸の神経科学と心拍変動 横隔膜の3つの支配神経 呼吸リズム中枢と覚醒の関係 鼻呼吸と脳のリズム 吸気と脳脊髄液の流れ 呼吸性洞性不整脈と心拍変動(HRV) HRVの読み方と指標の選び方 ゆっくり呼吸の効果と最新エビデンス ・呼吸を評価する 呼吸パターン障害とは 臨床で使える評価ツール(BPAT・ナイメーヘン質問票・Hi-Loテスト・HRV) ・感覚入力としての耳と骨 中耳筋と聴覚過敏(リスニング・プロジェクト・プロトコル) 耳介の迷走神経 骨膜・シャーピー線維と骨の感覚 ・5つの隔膜とオステオパシーの視点 呼吸に関わる5つの水平面 オステオパシーの5つのモデルと呼吸循環モデル Zinkの代償パターンと隔膜の評価 筋膜と交感神経の関係 オステオパシー手技と自律神経のエビデンス ・頭部の隔膜 小脳テント・硬膜・後頭下筋群の繋がり(筋硬膜橋) 後頭下筋群の筋紡錘と眼球運動 C2と迷走神経の関係 後頭下へのアプローチとHRV 蝶形骨・翼突筋・三叉神経 HPA軸とストレス 上顎の評価とワーク 【Day2:5つの隔膜を臨床へ】 ・舌・咽頭・喉頭・頚部筋膜 舌の筋と呼吸に伴う舌の動き 咽頭筋・口蓋垂と迷走神経 喉頭の位置と神経支配 頚部筋膜の層と喉頭周囲の筋膜 ・胸郭入口 胸郭入口・出口の解剖生理学 斜角筋・鎖骨下筋・胸鎖乳突筋・僧帽筋と胸郭入口の構造的関係 副神経・頚静脈孔と自律神経 斜角筋と横隔神経の繋がり 左右の迷走神経の走行 胸膜頂(シブソン筋膜) ・胸膜・肺・縦隔 胸膜の神経支配 肺の位置と体表ランドマーク 気管支と自律神経 縦隔・心膜と頚胸移行部の繋がり 心臓の神経支配 ・横隔膜 横隔膜の解剖・神経支配と繋がる筋 姿勢筋としての横隔膜 横隔膜と大腰筋・腰方形筋の繋がり 循環ポンプとしての横隔膜とリンパポンプ手技 横隔膜と心臓・肝臓の繋がり(発生学的観点から) 腎臓と呼吸の関係 ・骨盤隔膜 骨盤底筋群の解剖学 横隔膜と骨盤底が同期して動く仕組み 肛門挙筋と内閉鎖筋の関係 ・統合と呼吸の再教育 5つの隔膜を統合するアプローチの流れ 呼吸の再教育:処方の目安 患者指導に使えるセルフエクササイズ
今後の予定
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